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『ウエルネスサポート』2007年2月号

 「高齢者は運動をしても効果がない」
これホント?ウソ?

 高齢者が運動をして、本当に効果があるのでしょうか?あるとしたら、どのくらいの効果があるのかは興味深いところです。スタミナについては、最大酸素摂取量という1分間に、体重1kg当たり、何mlの摂取できるかという指標が用いられています。この指標は持久系競技選手の持久力や、スタミナの観点からみた身体的健康度を判定するために用いられています。では、高齢者が持久系の運動を長期間行った場合はどうなるのでしょう。ある実験の例を紹介します。 1993年にワシントン大学でSpinaとその共同研究者たちが、63歳前後の男性15人に9〜12ヶ月間、1日45分、週に4回、持久系有酸素運動(最大心拍数の70〜85%。ややきついと感じるレベルから、きついと感じるレベル)を実施しました。その結果、最大酸素摂取量に19%の増加が見られています。その際、スタミナがアップした要因に、心臓が1回の拍動で血液を送り出すポンプ作用にトレーニング効果が見られています。しかも、この増加の程度は若者と比べても差がなく、高齢者といえども十分にトレーニング効果があることが分かりました。

 このように、運動をすれば高齢者と言えども体力はアップします。よく「もう自分は年だから。。。」と言われますが、人間の身体は馬鹿にできるものではありません。「諦めること無かれ」です。

 もうひとつ、「年を取っても体力が上がるのは知っている」と言う人もおられます。実際問題に、身体を動かしたくても動かせない環境が多くあります。そういったとき、直ぐに「皆で運動が出来る施設を作ろう」とか、「公園を整備しよう」とか言う発想では、なかなか自然に身体を動かす習慣がつかないと思います。町に簡単に行くことができて、そこにご年配の方が望む商品が陳列してあって、買い物ができる時間と空間が設けられていたり、ご年配の方が望むイベントなどを開催するといった経済活動との連携も、身体を動かすことと伴に地域活性化の効果も望めるのではないかと思います。

高齢者の運動についての話から反れましたが、本論に戻ります。上述のような実験で運動の効果を見ることも重要ですが、実験の場合は確実に効果が現れるように、ある程度強い運動、期間を設けてあります。今後は日常生活レベルで「少し身体活動が多くなった」とか、「多少強い運動をやってみた」といった多少の変化を長期間続けた場合の運動の効果が検証されれば、一般の人にとって興味深いものになるのではないだろうか?


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